○印南町庁舎管理規則

平成29年5月1日

規則第9号

(目的)

第1条 この規則は、庁舎の管理に関し必要な事項を定め、庁舎の適正な使用及び公務の適正な運営に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この規則において「庁舎」とは、本庁の建物並びにその附属物及び構内をいう。

(庁舎管理責任者)

第3条 庁舎の管理責任者(以下「庁舎管理責任者」という。)は、総務課長とする。

2 庁舎管理責任者に事故があるときは、あらかじめ庁舎管理責任者が指名する職員がその職務を代行するものとする。

3 勤務時間外における庁舎管理の職務は、当直者が代行するものとする。この場合において、管理上行為が重大なものについては、庁舎管理責任者の指示を受けなければならない。

(職員の協力義務)

第4条 職員は、庁舎管理責任者(前条第2項及び第3項の規定により事務を代行する者を含む。以下同じ。)が庁舎管理上必要な事項を指示したときは、その指示を守らなければならない。

(出入口の開閉)

第5条 庁舎の出入口は、印南町の休日を定める条例(平成2年条例第5号)第1条の規定による休日(以下「休日」という。)を除き開閉するものとし、当該出入口は、午前7時30分に開き、午後6時30分に閉めるものとする。

2 庁舎管理責任者は、必要があると認めたときは、前項の時刻を変更することができる。

3 休日又は閉門後における門扉の開閉については、庁舎管理責任者の指示するところによる。

(閉門後の立入)

第6条 当直者は、必要があると認めるときは、休日又は閉門後に庁舎内に出入しようとする者に対して、時間外出入者名簿(様式第1号)に必要な事項を記入させるものとし、出入りには、守衛室前の通用口を利用させるものとする。

(行為の許可)

第7条 庁舎内において次の各号のいずれかに掲げる行為をしようとする者は、庁舎管理責任者の許可を受けなければならない。

(1) 物品の販売、宣伝、契約の仲介又は寄附の募集その他これに類する行為をすること。

(2) 旗、のぼり、懸垂幕、宣伝ビラ、広告物その他これらに類する物を掲揚し、又は掲示すること。

(3) 講演、演劇その他の催し又は行事を行うこと。

(4) テントその他の施設を設置すること。

2 前項の許可を受けようとするものは、あらかじめ行為許可申請書(様式第2号)を庁舎管理責任者に提出しなければならない。ただし、前項第2号の行為を行おうとする者は、当該行為にかかる物件をあらかじめ庁舎管理責任者に提示することにより、申請書の提出に代えることができる。

3 第1項の許可は、許可証(様式第3号)を申請者に交付してするものとする。ただし、第1項第1号の行為に係る許可は当該行為許可申請書に、同項第2号の行為に係る許可は掲揚し、又は掲示しようとする物に許可証印を押すことにより許可証の交付に代えることができる。

4 庁舎管理責任者は、第1項の許可をする場合において必要な条件を付し、又は指示をすることができる。

(立入の制限等)

第8条 庁舎管理責任者は、陳情、参観等の目的で庁舎内に立ち入る者がある場合において、庁内の秩序を維持するため必要があると認めるときは、立ち入ることができる人数、立ち入りの時間又は場所等を制限し、その他必要な措置を講ずるものとする。

2 庁舎管理責任者は、前項の場合において庁舎内に立ち入ろうとする者の人数、行動が示威運動となるおそれがあると認めるときは、庁舎内への立ち入りを禁止するものとする。

(会議室等の使用)

第9条 会議室等を使用する者は、あらかじめ予約し、その責任において使用するものとする。この場合において、庁舎管理責任者が管理上必要と認めた事項について、その指示に従う。

2 前項に規定するもののほか、勤務時間外において会議室等を使用する場合にあっては、使用の目的、使用人数その他必要な事項について、会議室等時間外使用届出書(様式第4号)により、あらかじめ庁舎管理責任者に届け出るものとする。

(行為の禁止等)

第10条 庁舎管理責任者は、次の各号のいずれかに該当すると認められる者に対して当該各号に掲げる行為を禁止し、又は庁舎から直ちに退去することを命ずるものとする。ただし、庁舎管理責任者が正当な理由があると認める場合、又は庁内の秩序の維持及び安全の保持上支障がないと認める場合は、この限りでない。

(1) この規則により、庁舎管理責任者の許可を受けるべき行為を許可無く行っている者その他この規則の規定に違反する行為をしている者

(2) 爆発物その他の危険物を庁舎内において危険防止の措置を講じないで所持し、又は庁舎に放置しようとする者

(3) 庁舎管理責任者が指定した場所以外において採暖、焼却その他火気の取扱いをし、又はしようとする者

(4) 庁舎を損傷し、又はしようとする者

(5) 庁舎の美観を損じ、又はその清潔を汚す行為をし、又はしようとする者

(6) 庁舎管理責任者が立ち入りを禁止した場所に立ち入り、又は立ち入ろうとする者

(7) 旗、のぼり、プラカードその他これに類する物又は拡声機、鳴り物等を庁舎内において所持し、若しくは使用し、又はこれらの物を庁舎内に持ち込もうとする者

(8) 庁舎内において坐り込み、その他通行の妨害になるような行為をし、又はしようとする者

(9) 庁舎内において銭、物品等の寄附を強要し、又は押売りをしようとする者

(10) 庁舎内に物品を放置し、又は放置しようとする者

(11) 前各号に掲げるもののほか、庁内の秩序を乱し、安全を脅かす行為をし、又はしようとする者

(撤去の命令)

第11条 庁舎管理責任者は、次の各号のいずれかに該当する物がある場合において庁内の秩序の維持及び安全の保持のため必要があると認めるときは、直ちにその所有者若しくは占有者又は当該各号に掲げる行為をした者に、その撤去又は庁舎外への搬出を命ずるものとする。

(1) 庁舎内に持ち込まれた爆発物その他の危険物

(2) 庁舎内に掲揚され、掲示され、はり付けられ、若しくは持ち込まれた旗、のぼり、懸垂幕、宣伝ビラ、プラカードその他これらに類する物又は庁舎内に持ち込まれた拡声機、鳴り物等

(3) 庁舎内に放置された、テントその他の施設

(4) 庁舎内に放置された物品

(5) 前各号に掲げるもののほか庁内の秩序を乱し、若しくは乱すおそれがあると認められる物又は庁内の安全の保持を脅かし、若しくは脅かすおそれがあると認められる者

2 前項の場合において、同項各号に掲げる物の所有者若しくは占有者又は当該各号に掲げる行為をした者が判明しないとき、又はこれらの者が同項の規定による命令に従わないときは、庁舎管理責任者において、これを撤去し、又は庁舎外へ搬出するものとする。

(火気の使用)

第12条 庁舎管理責任者は、火気を直接使用する設備及び器具(以下「火器」という。)の種類、使用場所、使用方法及び使用期間を定めるものとする。

2 庁舎管理責任者は、前項に定めるところによるほか、火器を使用させてはならないものとする。

(禁煙)

第13条 庁舎は、敷地内禁煙とする。

(防火管理者)

第14条 消防法(昭和23年法律第186号)第8条の規定により防火管理者を置く。

2 防火管理者は、消防法施行令(昭和36年政令第37号)第3条に定める資格を有する者のうちから町長が任命する。

3 防火管理者の任務は、消防法の定めるところによる。

4 防火管理者は、災害の発生に備えて職員の消火、通報及び避難の訓練を時宜に応じて行うものとする。

(清掃及び清潔)

第15条 職員は、庁舎の清掃及び清潔に努めるものとする。

(庁舎の取締)

第16条 庁舎管理責任者は、庁舎の施錠設備を整備し、事故防止に努めるものとする。

(その他)

第17条 この規則の実施に関し必要な事項は、庁舎管理責任者が別に定める。

この規則は、公布の日から施行する。

(令和4年規則第4号)

この規則は、公布の日から施行する。

画像

画像

画像

画像

印南町庁舎管理規則

平成29年5月1日 規則第9号

(令和4年2月21日施行)