【防災まめ知識 9月】土砂災害から身を守るために
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近年、想定を超える大雨が増えており、全国では年間平均1,105件もの土砂災害による被害が発生しています。
今年に入ってからも、令和3年7月1日~7月3日にかけて降った大雨の影響で、静岡県熱海市において土砂災害が発生し、甚大な被害をもたらしました。
また、和歌山県内においても平成23年9月3日に上陸した台風12号の影響による「紀伊半島大水害」により、土砂災害が多数発生し、県南部を中心に、56人の尊い命が犠牲となりました。


土砂災害の発生要因

発生要因① 大雨
台風やゲリラ豪雨による短時間にたくさんの量の雨が降る場合や、いつまでも雨が止まずに長期間降り続いている場合に危険性が高まります。雨が弱まっても土砂災害が発生する恐れが続いているので注意が必要です。

発生要因② 地震
山に内側から大きな力が加わり、地質が弱い部分が崩れ落ちる恐れがあります。また、地盤が大きく緩んでいるため、このタイミングで雨が降ると少量でも土砂災害につながる恐れがあります。

発生要因③ 大雪
大雪が降った後に気温が上昇していくと雪が地中に染み込み地盤を弱くします。また、その後気温が低くなり地中に染みこんだ水が凍ると土の中に割れ目ができ土砂災害につながる恐れがあります。

土砂災害が発生する前にできること
土石流で土砂が流れる速度は時速40キロと言われ、発生してから逃げることはほぼ不可能です。土砂災害が発生した時のことを想定し、自分の家が土砂災害の警戒区域(発生の危険性が高い区域)に入っているか、安全な避難先はどこかなど知っておき、いざというときに速やかに正しい行動をとれるようにしておきましょう。

ハザードマップの確認

令和3年1月末に全世帯に配布させていただいた「印南町洪水・土砂災害ハザードマップ」で、ご自宅が警戒区域に入っているかや、近くの避難所の場所などを確認できます。

避難情報について
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印南町総務課
電話: 0738-42-0120 ファックス: 0738-42-0662
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