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あしあと

    【防災まめ知識3月】あの日を忘れない 3.11東日本大震災

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    津波による一人の犠牲者も出さない、出させない

    東日本大震災は2011年3月11日午後2時46分に発生しました。マグニチュード9.0を観測し、国内史上最大となる津波の発生により死者15,899人(約92%が溺死)、行方不明者2,529人、住家全壊121,991棟という甚大な被害をもたらしました。

    印南町においても津波による被害が恐れられている中で、自分や家族の身を守るために津波について正しい知識を身に着けておきましょう。

    津波の高さとは海岸線の値

    津波発生時には平常時の潮位から津波によって上昇した海岸線の海面の高さが『予想される津波の高さ』となります。

    津波の伝わる速さと高さ

    津波は、海が深いほど早く伝わり、水深が浅いほど速度が遅くなります。陸地に近づくにつれて減速した波に後方部の波が追いつくことで波が高くなります。
    陸地でも時速40km近いスピードがあるため、津波が見えてなくても津波警報が発表されたら速やかに高台へ避難しましょう

    津波は0.3mでも危険

    津波は風が吹くことによって海面だけの海水が動く波浪と大きく違い、海面から海水全体が動く大きなエネルギーをもっています。高さ0.2~0.3m程度の津波でも人は歩行も困難であり、速い流れに巻き込まれてします恐れがあります。