【防災まめ知識3月】 津波情報といまできる備え
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東日本大震災は、2011年3月11日14時46分に発生し、地震の規模は日本国内観測史最大のマグニチュード9.0を観測しました。被害状況については、いまだ行方不明者の方も多く、全容は把握されていませんが、この地震で15,899人の方が亡くなられました。(R3.3.10警察庁発表)このうち90%以上が津波による溺死であったとされています。
印南町においても、南海トラフ巨大地震の発生時には津波による甚大な被害が想定されています。地震・津波から自身や大切な人の命を守るために、いまできることを考え、備えましょう。

津波情報の判断基準
気象庁が発表する津波情報で、到達する津波の規模を予想することができます。
種類 | 津波高 | 想定される被害 | 取るべき行動 |
---|---|---|---|
大津波警報 | 3m以上 | 木造家屋が全壊・流失 | 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台など安全な場所へ避難 |
津波警報 | 3m以下 | 標高の低いところで浸水被害が発生 | 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台など安全な場所へ避難 |
津波注意報 | 1m以下 | 養殖いかだが流失し小型船舶が転覆 | 海の中や海岸から離れる |

津波の危険性
津波に浸水すると30cmでも人は立っていることすら困難になり、 1mで健康な成人が物につかまっても流され、ほぼ100%命を落とします。
※大地震が発生したときは、情報を待たずに、ただちに避難!
津波注意報時でも、警報級に切り替わる恐れもあるため、逃げれる準備をしておきましょう。

日常生活で確認しておくこと
その場所の海抜からの高さを表す海抜表示板を町内に404箇所 設置しています。ご自宅付近の海抜を把握しておくことや、 ハザードマップや避難誘導看板を確認し、避難場所や避難 ルートを確認しておきましょう。
お問い合わせ
印南町総務課
電話: 0738-42-0120 ファックス: 0738-42-0662
電話番号のかけ間違いにご注意ください!