【防災まめ知識 8月】 豪雨災害を引き起こす線状降水帯~発表時の注意と対策~
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:1429
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
近年、「線状降水帯」の発生により河川氾濫・土砂災害等を引き起こし、昨年の8月豪雨では全国で1,358件の住宅半壊、令和2年熊本豪雨では64名の方が尊い命を亡くされました。
「線状降水帯」が発生している場合、避難するほうが危ない場合や、避難が間に合わない危険性があります。気象庁では、事前の避難を呼びかけるために、半日程度前から情報を提供する「線状降水帯予測」を今年6月1日から開始しています。

線状降水帯とは?
線状降水帯とは、激しい雨を降らせる積乱雲が列をなし、長時間同じ場所を通過または停滞することで、大雨を降らせるものです。線状降水帯が発生すると、大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあります。

線状降水帯予測が発表されたとき
線状降水帯予測情報の発表は、TVニュースやインターネットの放送を通じて知ることができます。発表された際には以下のような点に注意して対策してください。
●ハザードマップ等の確認
●避難所・避難経路の確認
●気象情報をこまめに確認(TV、キキクル等)

キキクル(危険度分布)の色分けが変更されました。
内閣府が公開している警戒レベルの表とキキクルの色を統一し、より危険度を分かりやすくするために、 これまで警戒レベル4相当に「非常に危険」(うす紫)と「極めて危険」(濃い紫)の2種類あったものを統合し、「危険」(紫)に一本化されました。またこれまでなかった、大雨特別警報の基準値への到達を示す「災害切迫」(黒)を警戒レベル5相当として新設されました。

《黒:災害切迫》
命に危険が及ぶ災害が切迫。直ちに身の安全を確保してください。
《紫:危険》
安全な場所に避難する必要があります。
《赤:警戒》
避難に時間がかかる人は避難する必要があります。
お問い合わせ
印南町総務課総務
電話: 0738-42-0120(代表) 0738-42-1736(秘書室) ファックス: 0738-42-0662(代表) 0738-42-0177(秘書室)
電話番号のかけ間違いにご注意ください!