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あしあと

    【防災まめ知識 8月】 豪雨災害を引き起こす線状降水帯~発表時の注意と対策~

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     近年、「線状降水帯」の発生により河川氾濫・土砂災害等を引き起こし、昨年の8月豪雨では全国で1,358件の住宅半壊、令和2年熊本豪雨では64名の方が尊い命を亡くされました。
     「線状降水帯」が発生している場合、避難するほうが危ない場合や、避難が間に合わない危険性があります。気象庁では、事前の避難を呼びかけるために、半日程度前から情報を提供する「線状降水帯予測」を今年6月1日から開始しています。

    線状降水帯とは?

     線状降水帯とは、激しい雨を降らせる積乱雲が列をなし、長時間同じ場所を通過または停滞することで、大雨を降らせるものです。線状降水帯が発生すると、大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあります。

    線状降水帯予測が発表されたとき

     線状降水帯予測情報の発表は、TVニュースやインターネットの放送を通じて知ることができます。発表された際には以下のような点に注意して対策してください。

    ●ハザードマップ等の確認

    ●避難所・避難経路の確認

    ●気象情報をこまめに確認(TV、キキクル等)

    キキクル(危険度分布)の色分けが変更されました。

     内閣府が公開している警戒レベルの表とキキクルの色を統一し、より危険度を分かりやすくするために、 これまで警戒レベル4相当に「非常に危険」(うす紫)と「極めて危険」(濃い紫)の2種類あったものを統合し、「危険」(紫)に一本化されました。またこれまでなかった、大雨特別警報の基準値への到達を示す「災害切迫」(黒)を警戒レベル5相当として新設されました。

    《黒:災害切迫》
    命に危険が及ぶ災害が切迫。直ちに身の安全を確保してください。
    《紫:危険》
    安全な場所に避難する必要があります。
    《赤:警戒》
    避難に時間がかかる人は避難する必要があります。