【防災まめ知識 1月】 深刻な被害を防ぐために冬の火災に注意!
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消防庁によると、2022年の総出火件数は36,375件。そのうちの約4割は、12月~3月の冬場に集中しています。冬は気温が低く、空気の乾燥もしているため、暖房機器などによる火災が増えるうえ、被害も大きくなりやすくなっています。この機会に、まずは家の中で火災の原因になりうるポイントをチェックしてみましょう。一人ひとりがしっかり「用心」することが、一番の防火対策になります。

火災のおもな原因は?

コンロ

火を使うガスコンロだけでなく、IH製品も火災の原因になります。もっとも多いのは「消し忘れ」。近くを離れるときは、短時間でもコンロを消しましょう。布巾や紙など、燃えやすいものも遠ざけておきましょう。

暖房器具

特に多いのが「電気ストーブ」による火災です。火を使わないので安全な印象がありますが、カーテンや洗濯物など、燃えやすいものが接触すると発火の原因になります。外出や就寝時は電源をオフにしましょう。

タバコ

タバコには「無炎燃焼」という特徴があります。炎を上げずに長時間にかけて燃え広がり、気づいたときには手遅れというケースも。タバコは決まった場所で行い、必ず消火を確認しましょう。寝タバコはNGです。

モバイル充電器

近年、モバイル充電器による火傷や火災が増えています。充電中のスマホや充電器は発熱する恐れがあるため、就寝時は体や布団から離れたところにおきましょう。また、充電器に異常が出た場合は、すぐに使用を中止してください。

火災の発生と被害を防ぐために
火災の発生と被害を防ぐため次の4つのポイントをチェックしましょう。
❶コンセントや配線を見直す
タコ足配線になっていないか、コンセント周辺にホコリが溜まっていないかチェックしましょう。
❷住宅用火災警報器を設置する
万が一の火災にすぐに気づけるよう準備しておきましょう。
❸防炎品を使用する
カーテンや寝具などを燃えにくい「防炎品」にしておくと、被害を軽減できます。
❹消火器を準備しておく
火が小さいうちは、消火器で消し止められます。いざという時のために、準備しておきましょう。
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