【防災まめ知識　7月】台風などの停電の備え～家庭でできる簡単な対策～

　夏は台風の多い季節です。台風での停電や断水など、ライフラインが止まってしまった場合にも、すぐに対応できるように備えておくことが大切です。

　今回は、台風などによる停電の備えについて紹介します。

〈停電時に冷凍庫のペットボトルや食品を冷蔵庫に移す〉

　停電が起きると、冷蔵庫や電子レンジなども使えなくなります。特に夏場の停電では、冷蔵庫を心配される方も多いのではないでしょうか。

　冷蔵庫の機能を保つための対策として、飲料や食料などを凍らせておくという方法があります。停電時にこれらを冷蔵庫に移動させることで、冷蔵庫内の温度を保たせると同時に、凍らせていたものを解凍することにもなります。断水が起きてもしばらくは飲料水に困らず、電子レンジが使えなくても自然解凍できる食品はその場で食べることができます。※食品は傷みやすいものから食べるようにしましょう。

〈冷凍する際のポイント〉

　ペットボトルを凍らせる際はペットボトルの膨張・破損を防ぐために水を少し減らしておきます。できるだけ立てておくようにし、ふたを開けやすくしておきましょう。また、移し替える場合は出来るだけ冷蔵庫の上段に置いておきましょう。冷気は下に向かって流れるので冷蔵庫全体に冷気をいきわたらせることができます。

　この機会にご自宅の冷蔵庫対策を見直しましょう。