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あしあと

    【防災まめ知識 2月】 初期消火について 適応する消火器を正しく使おう

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    火災について

     冬は火災が多くなる時期です。火災には大きく分けて3つの種類があり、火災の種類によって初期消火の際の消火器の種類が変わってきます。

     今回は、火災の種類と消火器について紹介します。

    初期消火

    火災の種類と適応する消火器の種類

    消火器の種類は①普通火災(A火災)、②油火災(B火災)、③電気火災(C火災)に分けられます。それぞれによって対応が違い、消火器は粉末消火器、二酸化炭素消火器、水消火器、泡消火器の4種類に分けられています。


    ①普通火災:立体的な燃焼を起こしている場合が多く、燃焼面の表面に作用する二酸化炭素消火器は適応しません。


    ②油火災 :水と油の相性が悪く、水消火器を使うと油が広範囲に飛散し、逆に炎が一気に拡大してしまいます。


    ③電気火災:泡消火器を使うと泡に含まれる水分から通電してしまうので消火できません。水消火器は電気伝導率が低く、使うこともできますが、漏電による延焼に注意する必要があります。


     消火器は使い方を間違えると被害が拡大してしまう恐れがあります。それぞれ正しい使い方を知っておくことが大切です。また、炎が天井に達している場合、自分での消火は危険ですので、消防に通報し、火災が発生したことを周りに伝え、速やかに避難しましょう。

    適応する消火器の種類
    火災の種類消火器の種類
    ①普通火災(A火災)粉末消火器、水消火器、泡消火器
    ②油火災(B火災)
    粉末消火器、二酸化炭素消火器、泡消火器
    ③電気火災(C火災)
    粉末消火器、二酸化炭素消火器、水消火器(注意が必要)