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あしあと

    【防災まめ知識 4月】 直下型地震を知ろう 家での対策を万全に!

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    過去の被害

     日本では、海溝型地震以外にも、直下型地震により数多くの被害を受けてきました。熊本地震では震度7の地震が2回発生し、多くの家屋が倒壊・破損しました。また、北海道胆振東部地震では、大規模な液状化が発生し、家屋倒壊や道路が大きく曲がってしまうなどの被害がありました。直下型地震の特徴について知っておき、備えておくことも大切です。

    直下型地震の特徴と備え

     直下型地震は、海溝型地震に比べて規模は比較的小さく、揺れの時間は短いものの、震源が近く浅いことから揺れが大きくなりやすく、縦揺れにより建物の倒壊が多い傾向にあります。

     また、震源が市街地直下など内陸で、発生直後からの大きな揺れにより、局地的に被害が大きくなりやすいのが特徴です。

     県内では、日本最大級の九州地方から伸びる断層帯が紀の川に沿って存在しており、その断層が動くと壊滅的な被害が出るといわれています。海溝型地震だけはなく、直下型地震にも警戒が必要です。

     

    家具の固定や整理整頓を心掛ける

     地震によって家具などが倒れて散乱しないように、家具の固定や整理整頓が大切です。特によく使う場所やよく通るところなどは、最低限の物以外は置かないようにしましょう。

     また、自分の胸の高さ以上に物を置いてしまうと、落下してきた際にけがをしたり通路をふさいでしまう可能性があります。


     他にも、併発する可能性のある火災や停電、断水などさまざまな対策が必要となります。この機会に、自分の家の状態を見直してみましょう。

     印南町では、家具固定器具設置に対して補助金制度を設けています。ぜひご活用ください。

    倒壊
    液状化