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あしあと

    【防災まめ知識 4月】地震発生直後の余震への備え

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    熊本地震から5年 余震の恐怖

    熊本地震は2016年4月14日21時26分に発生した地震で歴史上初めて震度7の地震が2回発生し、6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生を含め5日間で2,000回を超える異常な数の余震が発生した地震でした。
    死者211名、重傷者1,142名、建物被害約21万棟に及び、各地で190件の土砂災害が発生した他、水道の復旧には約3ヶ月を要した地域もありました。

    余震への備え

     地震発生直後は余震が発生しやすくなっています。引き続き起こる地震活動によって家屋などが倒壊し、落石やがけ崩れなどの土砂災害が起こる危険性が高まっているため、大きな地震が発生した後には次のような注意が必要です。

    傾いた家屋やブロック塀等、崖や裏山には近づかない

    いつでも避難できるように防災用品などを準備しておく

    家の点検を行い、損壊や傾きがある場合は、避難所などへ避難する



    余震活動の性質【余震発生率】

     気象庁では次の2つの性質を基に余震発生率を発表しています。

    余震の数は本震直後に多く時間とともに少なくなっていく

     地震発生から1日以内に最も多くの余震が発生し、2日目にはその半分、3日目には1/3になるといわれています。

    規模が大きい地震ほど余震の数は少ない

     マグニチュードが1大きくなると、発生数は1/10に減るといわれています。