後期高齢者医療制度のしくみ
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:310
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
ますます進む高齢化に伴い、国の医療費は増え続けています。そこで高齢者を支え、医療保険制度を今後も維持していくために後期高齢者医療制度が生まれました。
和歌山県後期高齢者医療広域連合が保険者として運営しています。

被保険者
75歳以上の方と一定の障害がある65歳以上75歳未満の方(申請が必要)
※一定の障害とは
身体障害者手帳1・2・3級
身体障害者手帳4級で音声・言語・そしゃく機能の障害
身体障害者手帳4級で下肢障害1号、3号、4号
療育手帳A1・A2
国民年金法等における障害基礎年金1・2級
精神障害者保健福祉手帳1・2級

窓口での自己負担割合
所得に応じて、医療機関を受診したときの自己負担割合などが異なります。
令和4年10月1日より、一定以上の所得がある方は、現役並み所得者(窓口負担割合3割)を除き、医療費の窓口負担割合が2割になります。
区分 | 令和4年 9月まで |
令和4年 10月から |
|
現役並み所得者 | 3割 | 3割 | |
世帯に被保険者が 1人の場合 |
「年金収入+その他の合計所得 金額」が200万円以上 |
1割 | 2割 |
世帯に被保険者が 2人以上の場合 |
「年金収入+その他の合計所得 金額」が320万円以上 |
||
上記以外の方 | 1割 | 1割 |
※窓口負担割合は世帯単位で判定します。
※世帯内に住民税課税所得が28万円以上の被保険者がいない場合、10月以降も1割負担となります。
【窓口負担割合が2割となる方には、負担を抑える配慮措置があります】
令和4年10月1日から令和7年9月30日までの3年間は、2割負担となる方について、1か月の外来医療の窓口負担割合の引き上げに伴う負担増加額を3,000円までに抑えます(入院の医療費は対象外です)。

自己負担限度額

現役並み所得者Ⅰ
- 外来(個人単位)・外来+入院(世帯単位)
252,600円+(医療費-842,000円)×1% [多数回 140,100円]※2

現役並み所得者Ⅱ
- 外来(個人単位)・外来+入院(世帯単位)
167,400円+(医療費-558,000円)×1% [多数回 93,000円]※2

現役並み所得者Ⅲ
- 外来(個人単位)・外来+入院(世帯単位)
80,100円+(医療費-267,000円)×1% [多数回 44,000円]※2

一般
- 外来(個人単位) 18,000円(8月~翌7月の年間限度額144,000円)
- 外来+入院(世帯単位) 57,600円 〔多数回 44,400円〕 ※2

低所得者Ⅱ
- 外来(個人単位) 8,000円
- 外来+入院(世帯単位) 24,600円

低所得者Ⅰ
- 外来(個人単位) 8,000円
- 外来+入院(世帯単位) 15,000円
※1 医療費が26万7千円を超えた場合は、超えた分の1%が加算されます。
※2 過去12か月以内に、外来+入院の高額療養費の支給を3回以上受けている場合は4回目以降の限度額が44,400円となります。

入院したときの食事代・居住費
低所得者Ⅰ・Ⅱの方は入院の際に「限度額適用・標準負担額減額認定証」が必要となります。

入院時食事代の標準負担額

現役並み所得者・一般
- 標準負担額 510円

低所得者Ⅱ
- 90日までの入院
標準負担額 240円 - 過去12ヶ月で90日を超える入院
標準負担額 190円

低所得者Ⅰ
- 標準負担額 110円

療養病床に入院した場合の食費・居住費の標準負担額

現役並み所得者・一般
- 一食当たりの食費 510円
- 1日当たりの居住費 370円

低所得者Ⅱ
- 一食当たりの食費 240円
- 1日当たりの居住費 370円

低所得者Ⅰ
- 一食当たりの食費 140円
- 1日当たりの居住費 370円

低所得者Ⅰの方で老齢福祉年金受給者
- 一食当たりの食費 110円
- 1日当たりの居住費 0円
お問い合わせ
印南町住民福祉課
電話: 0738-42-1738 ファックス: 0738-42-8020
電話番号のかけ間違いにご注意ください!