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あしあと

    5,狼煙山跡

    • [公開日:]
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    狼煙山跡

    (のろしやまあと)

    • 員数 1件
    • 指定年月日 平成元年4月27日
    • 所在地 印南町島田
    写真 狼煙山跡

    「雨降りが岡」とも称されている海抜157メートルの山頂にあり、元禄7年(1694)、正徳6年(1716)の古記録にも記載されているところから、江戸時代中期から末期まで狼煙場として戦乱の歴史の一端を物語っている。
    遺物は現在まで破壊を免れており、付近の測量の結果約264平方メートルの平地に高さ約40センチの土盛りを三角形状に配置されている。往時、この三角状の中で煙が遠方の次の狼煙場に届くように、狼の糞と薪を混合して焚いたと伝えられている。
    黒船の来攻に備えて幕末の紀伊半島の狼煙場を整備、見張り役人が増加され、紀州徳川家から狼煙場の役人も配置された。